正常な性機能を有する夫婦では、避妊しなければ1年間でその80%、2年間で90%が妊娠することが統計学上示されております。臨床的には、挙児を希望し通常の性生活を送りながら、2年以上妊娠が成立しない夫婦を不妊症と診断し治療の対象とされます。
不妊の原因となりうる疾患、異常は多種多様であり、約25%が原因不明不妊(機能性不妊)、約30%が男性因子による不妊であります。 不妊因子の内訳では、子宮内膜症、子宮の異常、卵管の異常、排卵障害、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、黄体機能不全、高プロラクチン血症、早発卵巣機能不全(POF)、その他となります。
ホルモン検査(採血)
卵管通水検査
精液検査
ヒューナーテスト(性交後試験)